相談・研究活動
企業や組織に対しての、LINEメッセージによるそのメンバーおよび家族に対する相談システムの提供と、相談内容を分析しての企業・組織へのフィードバックおよび学術的成果発表。
京都大学人と社会の未来研究院における
LINE相談事業との連携
京都大学人と社会の未来研究院における研究プロジェクト【SNSカウンセリングとコミュニティ支援】では、企業様を対象にしたLINE相談を行っています。
対象企業の従業員とそのご家族に対して、LINEを用いた心理カウンセリングサービスを提供するものです。従業員へのこころのケアサービス・地域コミュニティへの支援を目的とし、臨床心理学の専門家が対応いたします。
これらは研究の一環でもあり、研究成果について学会等で報告を行うことがありますが、個人が特定できる形でデータが公開されることは一切ございません。
詳しくは下記連絡先までメールでお問い合わせください。
kokoro_line*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
(*を@に変更してお送りください)
個人への夢や箱庭などのイメージを用いた継続的な相談活動、スーパーヴィジョン。
そこから見えてくる新しい心理・社会的問題とそれへの対応の研究。
Photo by 森 善之
1〜3回だけの夢や箱庭の体験コース。
心理療法は本来ある程度の期間継続してはじめて成果の生まれるものですが、夢や箱庭を用いると1回や3回だけの短いシリーズでも深い気づきや自分の生き方の転回点が生まれることがあります。
当研究所では、
- 1回だけの夢を用いてのコンサルテーション(幼いころと最近の印象的な夢)
- 3回のシリーズの箱庭制作
を提供しています。(料金はいずれも1回1万円+消費税)
また、京都大学人と社会の未来研究院・粉川尚枝特定助教との共同研究では、幼いころの印象的な夢と最近の印象的な夢を尋ねることで文化比較を行っています。
参考論文:
Examining the association between cultural self-construal and dream structures in the United States and Japan.
Hisae Konakawa, Toshio Kawai, Yasuhiro Tanaka, Chihiro Hatanaka, Kimberly Bowen, Alethea Koh, Frontiers in Psychology, 14, Feb 17, 2023.
発達障害のお子さんへのプレイセラピーやご家族との面談をとおして支援する連携研究プロジェクト「子どもの発達障害へのプレイセラピー」
本プロジェクトは、京都大学人と社会の未来研究院「子どもの発達障害へのプレイセラピー」プロジェクト(https://ifohs.kyoto-u.ac.jp/playtherapy)との連携のもと、発達障害のお子さんにプレイセラピーを行い、お子さんとそのご家族を支援することを目的としています。
1. 子どもさんへの発達検査
2. プレイセラピー
3. ご家族の方の面接
これらを6ヶ月間無料で受けていただくことができます。6ヶ月経過したところで、プレイセラピーや発達検査のなかで見られた変化をご報告するとともに、今後の方針について話し合います。それ以降もプレイセラピーの継続を希望される場合は、有料(1回3,000円)にてお受けいたします。
※プレイセラピーや発達検査から得られた情報は研究のために用いられることがありますが、その際には個人が特定される形で公開されることは一切ございません。
■プレイセラピーとは
プレイセラピーは、子どもを対象とした心理療法の一つです。安全で守られた空間(プレイルーム)の中でセラピストと1対1で遊ぶことを通して、子どもさんの抱える課題を見つめ直すとともに、その変化を見守っていこうとするものです。原則として、週に1回50分行います。
■ご家族の方の面接(保護者面接)
月に1回程度、ご家族の方の面接を行っています。子どもさんの日常の様子やご心配なことなどをご相談ください。
■プレイセラピー・保護者面接・検査 担当者
臨床心理学専攻の教員・大学院生が担当いたします。
詳しくは下記連絡先までメールでお問い合わせください。
宛先:子どもの発達障害へのプレイセラピープロジェクト
play.kokoronomirai*gmail.com(*を@に変更してお送りください)
企業・自治体などの人間関係や組織作りについてのコンサルテーション、および研修。
様々な実践研究活動に基づく研究成果の発表、講演、シンポジウム。
Photo by 大島拓也
- 本フォームで取得した個人情報は、依頼内容に照らして必要な情報を電子メール等でお知らせするためにのみ利用し、それ以外の目的で利用することはありません。