2023.10.20
連携研究チームの調査した論文が『Psychologia』に掲載されました
本研究所では、企業や組織のメンバーおよび家族に対して、LINEメッセージによる相談システムを提供しています。「LINEなどSNSを用いたチャット形式のオンラインカウンセリングサービスが一般の人たちにどのようなイメージを持たれているか」を調査した、連携する京都大学人と社会の未来研究院・研究チームの論文がこのたび『Psychologia』に掲載されました。
GENERATIONAL DIFFERENCES IN THE IMAGE OF TEXT-BASED ONLINE COUNSELING: TEXT ANALYSIS WITH DEEP LEARNING TECHNOLOGY
Masataka NAKAYAMA, Chihiro HATANAKA, Yuka SUZUKI, Yasushi SUGIHARA
Advance online publication: 2023/10/02
*本研究はPsychologia「生涯学」特集号の一部として電子版で公開されています。
世代差を心理カウンセリングや心療内科・精神科のイメージの世代差と比較しながらSNSカウンセリングのイメージについてオンライン調査を行ったところ、若者は「気軽に利用できる」「深刻な話は出来なさそう」というイメージ、シニアは「顔が見えないことの不安やセキュリティやプライバシーへの不安」というイメージの違いがあることがわかりました。